美術科教育法(指導法)
第1回 「なぜ中学校で美術をするの?」
①授業のガイダンス
②オンライン授業(ZOOMでつなげるのか?)の確認
③対話ワークショップ「自分の受けた中学校美術科教育のよいところ・悪いところ」
・3人グループ×5で話し合い
・ぞれぞれがメモを取って、あらかじめダウンロードしておいたワークシートに書き込む
・グループの代表が発表
・まとめをシェア
・次週の連絡→「美術科教育の基礎知識」の該当ページを読んでおく
ワークシート2023.pdf 美術科指導法2020 第1回資料①.pdf
第2回 「美術/教育はなぜ必要か?美術の変容から考える」
・なぜ学校でびじゅつを学ぶのか
・現代アートと学校美術科教育のずれ
・現代アートの変容・拡張 モノからコトへ、関係性へ
・「表現の自由」が支える美術教育 あいちトリエンナーレのことなど
・「美術/教育」は美術=自由、教育=規範を求める矛盾をはらんだことば
・美術教育者として今後の社会にどのように向き合えばいい?
第3回 「 Education through Art再考:H.リード、R.シュタイナーを考える」
・専門教育=美術の教育、普通教育=美術による教育。そんな単純じゃない!
・「美術・アートすること」に「教育力」「美術力」「治癒力」がある
・Hリード「平和のための芸術教育論」と「情操=調和教育論」
・Rシュタイナーの「教育芸術」と総合的教育論
・「現代は芸術/教育の時代だ」(Rシュタイナー)
第4回 「 マニュアル化された美術教育を批判する!キミ子方式・酒井式を考える」
・キミ子方式について批判的に!
・酒井式について批判的に!
・日本の教育の根本的な問題点→「方法論は目的化する!」
・大事なのは「なぜ君は学ぶのか?」
竹井キミ子批判.pdf松本キミ子方式.pdf
第5回 「 戦後の民間美術教育運動再考:チゼックと創造主義 」
・戦後の民間美術教育運動=創造主義美術教育を再検討する
・映画「絵を描く子供たち」から創造主義の主張を読み取る
・久保貞治郎・北川民児の美術教育
・ルーツしての「F.チゼックの美術教育」
・(美術)教育における「自由」の問題→アクティブラーニングへむけて
第6回 「戦後の民間美術教育運動:リアリズムと認識主義」
・戦後の民間美術教育運動=認識主義美術教育を再検討する
・映画「くらしを描く」から認識主義の主張を読み取る
・生活画運動→生活リアリズム教育→パターン化した題材(例:体育館シューズを描く)
・新しい絵の会の発展→教育科学としての美術教育の確立へ
・教える/教えない美術教育の問題点
第7回 「戦後の民間美術教育運動:造形教育センターとバウハウス・近代的美術教育」
・戦後の民間美術教育運動=造形主義美術教育を再検討する
・モダンデザインとものづくり教育・デザイン教育
・モリス→アールヌーボー→ドイツ工作連盟→バウハウス
・バスハウスと造形教育センター
・造形要素・視覚言語・視覚リテラシー
第8回 「学習指導要領の変遷:昭和22年~平成29年(現行)」
●貞永瞳「中学校学習指導要領と指導案づくり」
・学習指導要領図画工作・美術科の変遷 S22〜H29まで
・体験(生活経験)主義→系統主義のくり返し
・高度成長期の科学技術教育の重視と道徳教育
・民間美術教育運動の影響
・新学習指導要領のアクティブラーニング
第9回 「教材研究と学習指導案づくり」①
・絵画、彫刻、デザイン、工芸、鑑賞の各領域の内容について研究する
・1つの領域を選んで、教材研究及び指導案づくり(1人づつ)
第10回 「教材研究と学習指導案づくり」②
・絵画、彫刻、デザイン、工芸、鑑賞の各領域の内容について研究する
・1つの領域を選んで、教材研究及び指導案づくり(1人づつ)
第11回 「教材研究と学習指導案づくり」③
・絵画、彫刻、デザイン、工芸、鑑賞の各領域の内容について研究する
・1つの領域を選んで、教材研究及び指導案づくり(1人づつ)
第12回 「教材研究と学習指導案づくり」④
・絵画、彫刻、デザイン、工芸、鑑賞の各領域の内容について研究する
・1つの領域を選んで、教材研究及び指導案づくり(1人づつ)
第第13回 「教材研究と学習指導案づくり」⑤
第第14回 「教材研究と学習指導案づくり」⑥
第15回 「教材研究と学習指導案づくり」発表会
・絵画、彫刻、デザイン、工芸、鑑賞の各領域の内容について研究する
・1つの領域を選んで、教材研究及び指導案づくり(1人づつ)