【視覚障害のためのインクルーシブアート学習アーカイブ】
2021年12月、長年の夢だった『視覚障害のためのインクルーシブアート学習:基礎理論と教材開発』(ジアース教育新社)が発刊できました。手前味噌ですが視覚障害美術教育の出版は世界初だと思います。編集や執筆、資料の提供などに関わっていただいた研究者・実践者の皆様、ジアース教育新社の加藤社長、担当編集の西村さんには本当にお世話になりました。あらためて厚く御礼申し上げます。
さて、このページは、今まで科学研究費や文化庁の競争的資金等で研究を進めてきた成果としての「視覚障害美術教育」を「見える/見えない/見えにくい」に関わらず、誰もがフラットに学べるアート教育と具体的な教材開発の成果をオープンにするサイトとして運営していきます。
さしあたって、同書の出版記念トーク(全4回)の成果のアーカイブ(映像と参加者のアンケート)をアップし広く広報をしたいと思います。
【第1回】
「分けないと多様性−視覚障害のためのインクルーシブアート教育とは何か」
・伊藤亜紗(東京工業大学)×広瀬浩二郎(国立民族学博物館)×大内進(元国立特別支援教育総合研究所)×茂木一司(跡見学園女子大学・司会)
【映像リンク】2022.2.20 第1回アンケート.pdf
【第2回】
「子どもが主体的に学ぶ視覚障害支援美術教育の実践とはどういうものか?−インクルーシブ教育時代の視覚障害美術教育の現状とこれから」
・多胡宏(元群馬県立盲学校長)×栗田晃宜(元香川県立盲学校)×山中由美子(東京都立八王子盲学校)×茂木一司(司会)
【映像リンク】2022.2.22 第2回アンケート.pdf
【第3回】
「支援から主体的に変えるICT×身体メディアの学習は可能か?−インクルーシブ教育時代の新しい表現と学び」
・布山タルト(東京藝術大学)×松本祐一(同)×山城大督(京都芸術大学)×大内進×茂木一司(司会)
【映像リンク】2022.2.23 第3回アンケート.pdf
【第4回】
「視覚障害が社会を変えるインクルーシデザインブプロジェクト」
・広瀬浩二郎×桑田知明(グラフィックデザイナー)×齋藤名穂(デザイナー・建築家)×茂木一司(司会)
【映像リンク】2022.2.28 第4回アンケート.pdf